2022年11月19日㈯・20日㈰に、CABメンバーを対象にフェース・ビューティセミナーが開催されました。
セミナーでは、角層バリア機能を修復する㈱フェース独自の化粧料基剤「コラーゲン修飾リポソーム」の浸透力と、リポソームを構成するリン脂質が角層細胞間脂質を埋めていくメカニズムについて紹介され、代表の川島からは、この基剤を含む製剤を連用した場合の臨床試験結果について紹介しました。
●コラーゲン修飾リポソームとは
下図のとおり、表面にマイナスの電荷を帯びた㈱フェース独自の多重層リポソームに、プラスの電荷を持つ三重らせん構造のコラーゲンを電気力によって巻き付けた化粧料基剤です。
●コラーゲン修飾リポソームの臨床応用
コラーゲン修飾リポソームは、㈱フェースの医療機関専売ブランド「ラメラボ」のエッセンスセラムに配合されています。
エッセンスセラムを含むラメラボ5アイテム(クレンジング・洗顔・エッセンスセラム・ローション・ゲル)を、寛解状態にある女性アトピー患者47名で7週間連続使用したところ、角層水分量の有意な上昇だけでなく、経表皮水分蒸散量(TEWL)の有意な減少、すなわちバリア機能の改善が見られました。併せて、角層細胞面積・多重剥離度・有核細胞率の推移においても角層状態の改善が示唆されると同時に、十分な安全性も確認できました。この結果は代表 川島が2022年の日本美容皮膚科学会で報告しました。
●CABメンバーの意見
ある程度の寛解期間を経たアトピー性皮膚炎患者さんに対しては、皮膚科医としてもセルフメディケーションを勧めていくべきと考えますが、その際にこのような臨床試験成績を持った化粧品ブランドがあると安心して推奨できます。との意見がありました。
「コラーゲン修飾リポソーム」について詳しく知りたいかたはこちら
http://www.faith-collagen-lab.jp/
「ラメラボ」について詳しく知りたいかたはこちら
https://www.lamelabo.com/